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「たかが捻挫」と放置していませんか?後遺症を残さないための正しい対処法

[2025.12.18]

こんにちは、豊中にある安藤整形外科クリニック、院長の安藤です。

スポーツの秋や日常の段差などで、足首を「グキッ」と捻ってしまった経験はありませんか?
「捻挫(ねんざ)」は非常に身近なケガですが、実は整形外科医として最も注意を促したいケガの一つでもあります。
今回は、捻挫の危険性と正しい対処法についてお話しします。

そもそも「捻挫」とは?

捻挫とは、関節に無理な力がかかり、骨と骨をつなぐ「靱帯」が傷ついてしまった状態のことです。
足首の場合、多くは足の裏が内側を向くように捻ることで、外くるぶしの前側にある靱帯を損傷します。

損傷の程度によって、以下の3段階に分けられます。

  • 1度(軽度): 靱帯が伸びた状態。痛みや腫れは軽め。
  • 2度(中等度): 靱帯の一部が切れた状態。腫れや皮下出血が広く出る。
  • 3度(重度): 靱帯が完全に切れた状態。関節が不安定になり、手術が必要な場合も。

「歩けるから大丈夫」は禁物!放置のリスク

診察室でよく耳にするのが、「歩けたので、骨は折れていないと思って様子を見ていました」という言葉です。
しかし、ここに大きな落とし穴があります。

  1. 剥離骨折(はくりこっせつ)の可能性
    靱帯が強く引っ張られることで、付着している骨の一部が剥がれる「剥離骨折」を伴っているケースは珍しくありません。これはレントゲンを撮らないと判断できません。
  2. 捻挫グセ(足関節不安定症)
    適切な固定をせずに「なんとなく治った」状態にすると、靱帯が緩んだまま修復されてしまいます。すると、関節がグラグラになり、何度も捻挫を繰り返す足になってしまいます。将来的に軟骨がすり減り、変形性足関節症の原因になることもあります。

受傷直後の応急処置「RICE処置」

もし捻挫をしてしまったら、受診するまでの間に以下の「RICE(ライス)処置」を行ってください。

  • Rest(安静):無理に動かさず、患部を休ませます。
  • Icing(冷却):氷嚢などで冷やし、炎症と腫れを抑えます(1回15〜20分程度)。
  • Compression(圧迫):包帯やテーピングで軽く圧迫し、腫れを防ぎます。
  • Elevation(挙上):足を心臓より高い位置に上げ、内出血や腫れを軽減します。

安藤整形外科クリニックでの治療

当院では、問診・触診に加え、レントゲン検査で骨折の有無をしっかり確認します。
靱帯の損傷程度に合わせて、サポーターやギプスによる固定を行い、緩んだまま治癒しないように処置を行います。
また、単に痛みが取れたら終わりではありません。
再発を防ぐために、足首周りの筋力強化やバランス感覚を取り戻すリハビリテーションも重要視しています。

まとめ

「たかが捻挫、されど捻挫」です。
初期治療の遅れが、その後のスポーツ活動や日常生活に長く影響を残すことがあります。
豊中で、足首の痛みや腫れ、過去の捻挫による違和感でお悩みの方は、ぜひ安藤整形外科クリニックにご相談ください。早期の適切な診断と治療で、強い足首を取り戻しましょう。

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