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子どもの野球肘を見逃さないための早期対策

[2026.04.19]

こんにちは、豊中にある安藤整形外科クリニック院長の安藤です。
試合が近づいていて、痛くても我慢して投げ続けてしまう。そんな選手を私はこれまで数多く診てきました。子どもは大人が思っている以上に我慢強いもので、肘が痛いと言わなくても、痛みを抱えながら投げている可能性があります。保護者の皆さまは、お子さんの肘の痛みに気づけていますか?野球肘は早期に発見し適切に対応すれば、多くの場合で回復が見込めるスポーツ障害です。正しい知識があれば予防もできます。
今回は野球肘の原因や症状、整形外科で行う治療の重要性について解説します。

野球肘とは

野球肘とは、投球動作によって肘に生じる障害の総称です。ボールを投げるとき、肘には強い力がかかり、その繰り返しによって骨、軟骨、靭帯などにダメージが蓄積していきます。特に成長期の子どもは骨端線と呼ばれる成長軟骨が弱いため、大人よりも障害が起こりやすいのです。

野球肘の種類

野球肘は痛みが出る部位によって3つに分類されます。

内側型 肘の内側に痛みが出るタイプで、最も多く見られます。小学生から中学生に多く発症します。
外側型 肘の外側に痛みが出るタイプで、頻度は少ないものの離断性骨軟骨炎など重症化しやすい特徴があります。
後方型 肘の後ろ側に痛みが出るタイプで、主に高校生以上の選手に見られます。
こんな症状があれば要注意

・投げるときや投げた後に肘が痛い
・肘が完全に伸びない・曲がらない
・肘を押すと痛い場所がある
・球速が落ちた、投球数が落ちた
・肘に腫れや熱感がある

以上の症状がある場合は、早めに整形外科を受診してください。

保護者が気づきやすいポイント

・子どもが肘をかばう仕草をしている
・フォームが以前と変わった
・練習を嫌がるようになった

お子さんが痛みを我慢している可能性もあります。気になる変化があればどこか痛くない?と聞いてあげてください。

野球肘を放置するとどうなるか

野球肘を放置すると、離断性骨軟骨炎が進行して手術が必要になったり、最悪の場合は野球を続けられなくなることもあります。大人になってからも後遺症が残る可能性があります。一方、早期発見できれば保存療法で改善する可能性が高く、投球再開までの期間も短くて済みます。将来の選択肢を広げるためにも、早めの対応が重要です。

整形外科クリニックだからできること

整形外科では、問診や視診、触診に加え、レントゲンやエコー検査、MRIといった画像検査から、骨や腱、筋肉の状況を正確に診断します。特に、成長期のお子さんは成長板の状態が非常に重要なので、詳しく確認します。
豊中にある安藤整形外科クリニックでは、痛みの緩和のためのリハビリ・物理療法による再発防止対策だけでなく、より長く活躍できるように強くなる筋力トレーニングやフォーム改善のアドバイスを行っています。

まとめ

早期対応こそが野球を続けるための選択です。早く投げたい気持ちはわかりますが、焦らず段階を踏んで復帰することが再発予防につながります。
お子さんが安心して痛みを訴えられるようサポートできるよう、指導者との連携も重要です。
豊中市で野球肘やその他スポーツ障害にお悩みの方は、ぜひ安藤整形外科クリニックにご相談ください。

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